事例報告 60代女性 飲食業 肩関節の痛み

クライアントの方は、ある会社の社員食堂で食事を配膳するお仕事をされています。 お昼時には多くのお客さんが来られ、休む間もなくお盆で食事を運び、時には何十枚も重ねたお盆を一度に持つことも日常的に行っていました。

本人は非常に頑張り屋さんで、からだを鍛えるつもりもあったようで、重いものを運ぶことを積極的に行っていたほどです。 しかし、前腕を90度に曲げた状態で長時間重いものを持ち続けることは、体にとって逆効果です。

その結果、腕の筋肉は強く緊張し、肩関節の可動域はほとんど失われ、寝ても覚めても肩の痛みが続くような状態になりました。 痛み止めや注射でもほとんど改善せず、どうにもならない状態で来所されました。 仕事を辞めたり休むことが難しいため、施術で一時的に改善しても、再び負荷がかかる生活により症状が戻ってしまう状況が続きました。

ある時、胸郭全体と肩関節をサポートするサポーターを見つけ、仕事中はそれを使用していただき負荷を軽減しました。 さらに、お盆を運ぶ際には腕だけで持つのではなく、体全体を使って力を分散する動き方もアドバイスしました。

施術は2週間に一度のペースで数か月かかりましたが、ついに「寝ても覚めても痛い」という苦痛から解放され、肩の可動域を広げる段階に移行しました。 以前は洋服を着るだけでも痛みが強く、自分の背中も洗えない状態でしたが、今では日常生活に支障なく動かせるようになりました。

現在は肩を大きくぐるぐる回せるほどではありませんが、日常生活には問題ないレベルまで回復しました。 彼女は野球の大谷選手の大ファンで、今は「ボールをきれいなフォームで投げられるようになりたい」という目標を掲げ、さらに改善を進めています。