事例報告 40代男性  医師 睡眠の問題

クライアントの方は開業医をされており、毎日多くの患者さんに対応しながら、いくつかの病院経営にも携わるなど、非常に多忙な日々を送っておられます。 物理的な忙しさだけでなく、常に次の展開を考えたり、起きた問題への対応に追われたりと、頭の中も休まる暇がないご様子でした。

お酒を飲んでなんとか寝つけはするものの、ある時から寝床に入って数時間すると頭の中で同じ思考がぐるぐると巡り、再び寝付くまでに2〜3時間かかることもありました。翌日の仕事にも影響が出てしまうため、心理的な不安も強まり、なんとかしたいという思いで来所されました。

身体をチェックすると、頭皮全体がパツパツに緊張し、特に前頭部が張り出すように硬くなり、中に熱がこもっているのが感じられました。 さらに、みぞおちのあたり、横隔膜周囲にも強い緊張が見られました。

横隔膜は呼吸筋の約80%を担っており、ここが硬くなっているということは、呼吸が浅くなり、リラックスが難しい状態を意味します。 また、横隔膜下の内臓機能にも影響しやすく、この方も時折、胃の不調を訴えられていました。

施術では、主に頭部と横隔膜の緊張を緩めることを中心に行い、眠りの質は徐々に改善していきました。 ただし、根本的には日常の過密なスケジュールや思考の忙しさを緩和していく必要があります。 身体の緊張を緩めるだけでなく、セルフケアや呼吸、体の使い方、日常での意識の持ち方など、トータルな視点からバランスを整えていくことが大切です。

事例報告 40代男性 サービス業 寝つきがよくない

夜になり眠る前には、自律神経のうち交感神経の働きが沈静し、副交感神経が優位になります。寝付けないときによくあるのが、なんらかの理由で交感神経が興奮し、頭が冴えてしまうというものです。

しかし、それ以外にも夏場の暑さで寝付けないことがあります。体にはホメオスタシスという機能があり、体温を一定に保つよう働いています。夏場は体が熱を外に逃がして体温を下げようとしますが、それがうまくいかないと熱がこもり、寝付きにくくなることがあります。クーラーをつけていても、深部体温が十分に下がらないと同様のことが起きます。

そういったときには、頭が冴えているというわけではないのに、体が落ち着かず、寝床の中で体勢を何度変えてもなかなか安定しないという状態になります。クライアントの方もまさにそのような状態で、体温調節を担う神経系に負担がかかっていました。 体熱が発散しやすくなるような施術を行い、寝つきの問題は解消されました。

体温調節や発汗を司る中枢は視床下部にあり、汗の出やすさや体の熱のこもりやすさと深く関係していますが、背骨や体全体の状態にもポイントはあります。

オフィスワークなどで汗をかく機会が少ない方は、徐々に発汗機能が低下し、結果として体温調節能力も落ちてきます。最近のサウナブームで言われる“整う”という感覚も、体が本能的に求めている調整作用の表れなのかもしれませんね。

事例報告 10代男性 学生(卓球選手)肩甲骨周辺の痛み

中学時代から卓球を熱心に続けているクライアントの方。 長時間の練習のあとに背中の痛みが出るようになり、その痛みが出ると、卓球の調子にも影響してしまうので何とかしたい、ということで来所されました。  

身体をチェックすると、関節がややゆるい体質で、そのため一部の筋肉や関節に余計な負担がかかりやすい状態でした。肩甲骨周辺に痛みが出る場合、手首や肘関節の緩みが影響していることもあります。  

練習スケジュールが忙しく、頻繁に施術に来ることが難しいため、セルフケアを中心にアドバイスを行いました。緊張した筋肉を緩めるだけでなく、原因となっている関節をしっかりと引き締め、安定させる方法をお伝えしました。また、体の軸を整え、体幹を安定させるケア法も併せて実践していただきました。  

彼は非常に真面目で、卓球だけでなく勉強にも熱心に取り組んでおり、そのため頭の疲労も強く、頭痛や睡眠の浅さもみられました。 そこで、頭蓋骨の調整や、睡眠を深くするためのケア法もお伝えしました。  

中学では市の大会で優勝し、卓球の強豪校に進学。高校でも1年生ながら県代表に選ばれるなど、素晴らしい活躍を見せています。

お客様の声 50代女性 E.Oさん 拇趾の痛み

足の親指が腫れて、歩くこともままならずに困っていました。 整形外科で は種子骨障害という診断で、なるべく平べったい靴を履くようにとだけ 言われていました。 GEO均整で体をチェックしてもらったところ、頭の使 い過ぎで脳が疲れているからかもしれないと指摘されたのです。最初 “えっ?”と思いましたが、頭を中心に施術していただいた後、足の指の 腫れと痛みが引いて、歩くのも平気になったのには驚きました。頭の疲 れが取れて深く眠れるのか、以前より朝の寝起きが楽になったのも嬉しいことです。

GEOからのコメント

足の母趾の症状でしたが、体全体を診ると頭の緊張が非常に強い状態でした。E.O.さんは頭脳を使うお仕事を大変忙しくされており、過集中するような働き方もあり、脳疲労を起こし睡眠に影響が出ていました。 母趾は一見頭とは何の関係もないように思えますが、身体構造や経絡の流れからすると繋がっていて不思議なものです。そういった関係性を捉えていくことが、身体を診る上でとても興味深く大切なことだと実感します。

お客様の声 40代女性 Y.S.さん 体調管理・眠りの質

<施術前の状態>

いままでの経緯、辛さを、エピソードなどを入れて書いてください。

定期的に通うようになって2年近くになります。それまでは、身体の不調は感じつつも「意思で乗り切る!」、そしてどうにも身体が重く感じられるようになったら、自宅、オフィス、街中と、その時その時で手近にあるマッサージ店に駆け込むというふうにしてしのいできました。 GEOの存在は、信頼している長年の友人との会話の中で偶然知りました。「今のような対処療法のような状態は望ましいことではないな」という問題意識を漠然と抱いていたこともあり、まず当初3ヶ月位は週1回のペースで通って様子を見ることにしました。

<施術後の状態>

施術前と変わったことは何ですか?

まず最初に自覚できたのは、とてもすっきりと目覚められるようになったことです。それまでも悪い方ではありませんでしたが、眠りの質が更に向上したようで、心身共に眠り足りた、充足した気持ちで朝を迎える日が多くなりました。 また、施術を受けた日は飲酒は控えていることも影響してか、他の日も以前に比べると飲酒量が減ったように思えます。何より大きな違いは、この2年弱の間、一度も見ず知らずのマッサージ店に駆け込まねばならない程の辛さや身体の重さを感じずに、日々快適に過ごせていることです。「当初3ヶ月」のつもりで週一回伺うことにしましたが、以降、現在に至るまで同じペースで通っています。

<施術後の感想>

施術を受けてどういった感想をお持ちですか?(技術的なこと、雰囲気などなんでもOK)

落ち着くことのできる空間で、ゆったりとした気持ちで自分の身体の状態に意識を向けることができる時間が持てることを大変貴重に感じています。 仕事、家族、諸々の付き合い・・・慌しい日々を過ごすなかでは、余程体調が悪くならない限り自分のことはついつい後回しになりがちです。GEOではとても真摯にヒアリングをして下さり、施術後の説明も丁寧です。 御蔭様で、季節の移り変わりや年齢による体調の変化を理解して順応していくことが大切なのだということを学ぶことができました。 施術中に窓から見える木の新緑、木茂、落葉、冬木立ちを眺めることも楽しみの一つです。

GEOからのコメント

身体のねじれが取れてきたことで、同じ睡眠時間でも深い眠りになり、質が良くなったようですね。眠っている間、身体は無意識の中で寝返りを打つなどして自己調整しています。身体の硬直や歪みによって自己調整しきれなくなると、眠りの質は落ちてきます。

身体均整法でいう回旋型のタイプは、ストレスフルな状況を頑張って乗り切ろうとする傾向があるようです。 主には体のねじれをとる施術を行っていきました。身体のバランスが良くなると、体調の向上だけでなく、行動においてもバランスがとれてきます。その方の特性がいい状態で発揮されてくると実感します。